片付けができなくて悩んでいる方向けに片付けの基本のやり方をご紹介します。
片付けをするうえで最も大切なことは正しい順番で行うことです。
収納ボックスを買ってくるのは一旦ストップ!
まずは「整理」の作業をしてから「収納」に進みましょう。
そのあと日々の片付けが習慣化できれば、ムリなく常にきれいな部屋をキープできますよ。
▼このブログの内容はYouTube動画でもご覧いただけます
片付けの基本のすすめ方
「モノが増えて収納する場所がない!」というとき、収納グッズを買いたくなってしまう方は多いと思います。
しかし、収納グッズにモノをしまって一旦片付いたように見えても、根本的な原因の解決にはなっていません。
またすぐにモノが増え、部屋が散らかってしまうという繰り返しです。
片付けの目的は「モノをしまい込むこと」ではなく、「モノを使いやすい状態に収めること」のはずです。
まずは今あるモノが本当に必要なモノかどうかを整理することから始めましょう!
1.整理
まず一番初めにやるべきことは、「使っているモノ」と「使っていないモノ」を分けることです。
モノを捨てるのが苦手な方でも、モノを分けるだけならできるのでは?
やり方は簡単で、テーブルの上にモノを並べ、右に「使っているモノ」左に「使っていないモノ」を置いていきます。
「1年以上使っていないモノ」はこの先も使わない可能性が高いので、使っていないモノの方に分類するのがおすすめ。
分類が終わるとテーブルの上に二つの山ができます。
左側の山の中で捨てられそうなものは処分。
「使っていないんだけど気に入っているから捨てたくないんだよなぁ…」というモノはダンボールの箱などにまとめて入れて、邪魔にならないところに移動させましょう。
この箱は1年後に開けて「本当に必要なモノかどうか」を判断するのがおすすめです。
テーブルの右側の山のモノは収納していきます。
2.収納
モノを収納するときのコツは、とにかく毎日使うモノを優先的に特等席に置くということです。
年に数回程度しか使わないようなモノの収納に時間をかけるのはもったいないので後回しでOK。
毎日使うモノが出し入れしやすいところにスタンバイされていると、日々の生活はとても快適になるので、より片付けの効果を感じられるはずです。
よく使うモノを収納するときの鉄則は以下のふたつです。
- 使う場所の近くに置く
- 出し入れの動作数を少なくする
使う場所の近くに置く
毎日使うモノは使う場所のすぐ近くに置きましょう。
ダイニングテーブルで使う文房具は、テーブルのすぐ近くに。
ソファで使う爪切りや綿棒は、ソファから手の届く場所に。
できるだけ歩いて移動しなくてもしまえるところに、定位置を決めるのがおすすめです。
使う場所が決まっていないモノは、持ち手付きのケースに入れると便利ですよ。
出し入れの動作数を少なくする
毎日使うモノは簡単に出し入れできる方法で収納しましょう。
「引き出しを引く」「収納ボックスのフタを開ける」などの動作は、ちょっとしたことのように思えますが意外とストレスになります。
そのためなんとなく戻すのが面倒になって、出しっぱなしにしてしまいがちです。
ドライヤーはフックにかけるだけにする
宅配便が来たときに使うハンコは立てるだけにする
子どものおもちゃはかごに放り込むだけにするというように、元の場所に戻すハードルをできるだけ低くすることがポイントです!
3.片付け
整理と収納ができたら、あとは日々の「使ったら元の場所に戻す」を習慣にすれば、いつもきれいな部屋をキープできるようになります。
とはいえ、毎回完璧にできないこともあるので、1日1回の片付けタイムを作るのがおすすめ!
出かける前にテーブルの上を片付ける
寝る前にキッチンの作業台の上を片付ける
パソコンの電源を落としたあと机の上を片付ける、などの方法があります。
整理と収納によって、モノの住所が「使う場所の近く」に「簡単にしまえる方法」で決まっていれば、5分で片付けられるはずです。
はじめは一か所の片付けタイムから始めてみるのもおすすめです。
わたしの場合、夜ベッドに行く前にリビングのテーブルの上をリセットすることからはじめました。
それだけでも部屋が片付いてすっきり見えるので、朝気持ちよくスタートできますよ!
性格に関係なく片付けはできる!
「ズボラな性格だから片付けられない」と思っている方は多いと思います。
わたしも以前はそう思っていましたが、性格のせいではなく、やり方を知らなかっただけということに気が付きました。
基本の手順、ルールに沿って片付けをするようになったら、片付けにかける時間が激減し、ラクにキレイな部屋をキープできるようになりました。
今まで片付けができずにあきらめていた方は、ご紹介したやり方で片付けにチャレンジしてみてください!
コメント