【人生がときめく片づけの魔法】世界中が大感動!こんまり流片付け術をわかりやすく解説

片付けのやり方

片付けの本といえば、世界的ベストセラーとなった近藤麻理恵さんの『人生がときめく片付けの魔法』。

今回はこんまり流の片付け法を、わたしなりに6つのステップに分けてわかりやすく解説します。

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人生がときめく片付けの魔法|近藤麻理恵さんの片付け法をわかりやすく解説!

 片付けは一気に、短期に、完璧に

こんまり流の片付けの特徴は「一気に、短期に、完璧に」終わらせること!

少しずつ片付けの習慣を身につけようとするのは間違い。

なぜなら、習慣は意識が変わらないと定着しないからです。

だらだら続けると途中で片付けのやる気がなくなり、結局リバウンドしてしまいがち。

お祭りのように一気に終わらせることで、短期間で目に見える成果を体験できます。

「もう二度と散らかった部屋に戻りたくない」という強い意識が生まれ、その意識の変化こそが片付けを継続する力になるんです。

ちなみに短期間というのは半年くらいを目安にするといいそうです。

場所別ではなく、ジャンル別に片付ける

こんまり流では「リビングを片付けよう」「押入れを整理しよう」といった場所別の片付けはNGとされています。

理由は、同じ種類の物があちこちに分散してしまっているから。

たとえば洋服なら、クローゼットだけでなくリビングや玄関に置いている人も多いはず。

同じジャンルのものをすべて集めることで、自分がどれだけ持っているのか改めて把握できます。

正しい順番で進める

ジャンル別に片付けるだけでなく、片付ける順番にもコツがあります。

捨てるかどうかの判断がしやすくカテゴリーがはっきりしている物からスタートし、徐々に難易度を上げていきます。

こんまり流の片付けの順番は以下の通りです

  1. 洋服
  2. 書類
  3. 小物(雑貨類)
  4. 思い出品(写真・手紙など)

洋服

片付けはまず洋服からスタートします。

クローゼット、引き出し、玄関、洗面所など、家中すべての服を集めて床に並べるのが鉄則です。

まずはオフシーズンの服から始めるのがおすすめ。

今すぐ必要ではないからこそ、純粋に「ときめくかどうか」で選びやすくなります。

1着ずつ手に取り「次の季節にまたぜひ会いたいと思う?」と問いかけましょう。

高かった服、似合わない服、着ないままの服でも、ときめかないなら感謝して手放します。

「本だけは捨てられない」と感じる人は多いですが、こんまり流では本もときめき基準で整理します。

まずは本棚から一冊残らず出して床に積みます

本棚に収まっていると「気配が消えて」しまい、ときめき判断が鈍ります。

重くて大変ですが、必ずすべて出してから手に取りましょう。

本の中身は読まず、表紙に触れて判断します。

書類

こんまりさんは書類は「全捨てが基本」と断言しています。

判断基準はたった3つだけ:

  1. 今使っているもの

  2. しばらく必要なもの(期限つき)

  3. ずっと保存する必要があるもの(契約書・証明書など)

これに該当しないものは基本的にすべて処分します。

小物(雑貨類)

小物は「なんとなく取っておかれて」「なんとなく収納されて」「なんとなくたまっていく」ものの代表です。

  1. 化粧品
  2. アクセサリー
  3. 貴重品(印鑑、通帳)
  4. 機器類(カメラ、コード類)
  5. 文房具
  6. 生活用品(薬、洗剤)
  7. キッチン用品

上記の順番でカテゴリーごとに分けて全て集め、まとめて判断します。

「なんとなく持っている物」を認識してときめく物だけを残しましょう。

思い出品(写真・手紙など)

最後に行うのが思い出品の片付けです。

ここは感情が一番動く部分なので、しっかりとときめき判断の感覚が育ってから取り組みます。

写真、手紙、プレゼント、卒業アルバムなど「手で触って、今ときめくか?」を判断。

大事な思い出を捨ててしまうわけではありません。

思い出は心の中に残ります。

なお、実家に送るのはNGですよ!

「ときめくかどうか」で残すものを判断する

「ときめくかどうか?」で判断することが、こんまり流の片付けの最大の特徴です。

片付けるときは、ひとつひとつの物を必ず手に取り「これを持っていて心がときめく?」
と問いかけます。

引き出しや棚に収納されている物はいわば「寝ている状態」で、ときめくかどうかが判断しにくいです。

必ず一度収納から取り出し、手に触れて「物を起こす」ことが大切です。

ときめくものは残し、ときめかない物は捨てる。

自分の感情を大事にして残すものを決めるということです。

捨てられない物があるときには「本当の役割は何か?」と考えてみます。

買ったけど着なかった服は、「こういう服は似合わないと気づかせてくれてありがとう」と言って手放します。

プレゼントはなかなか捨てにくいものですが、受け取った瞬間に役目を果たしていると考え、感謝の気持ちで手放します。

この「物に対する感謝の気持ちを持つ」という点もこんまり流の特徴だと思います。

まずは「捨てる」を終わらせる

片付けに必要なことは「物を捨てること」「収納場所を決めること」の2つです。

まずは「捨てる」作業を徹底的に終わらせることが最優先!

  1. 物を捨てる
  2. 残す物の量が決まる
  3. その後に収納場所を決める

という順番が、片付けが成功する鉄則です。

収納を考え始めるのは捨てる作業がすべて終わった後にするのが、こんまり流の大原則です。

適正量のカチッとポイントがくるまで減らし続ける

ときめきで物を選ぶ片付けを続けていると、ある瞬間に「もうこれ以上減らさなくて大丈夫」と自然に感じる瞬間が訪れます。

こんまりさんはこの瞬間をカチッとスイッチが入る感覚」と表現しています。

私自身も片付けを実践する中で、この「カチッとポイント」を体感しました。

不思議なことに、そこを通過すると物が増えにくくなり、リバウンドもしなくなるんです。

もしまだその感覚を感じたことがない方は、まだもう少し減らしても大丈夫かも

本当に必要な物だけが残ったとき、自然と心が「ここでいい」と感じる瞬間がやってきます。

全ての物に定位置を与える

「ときめく物」だけが残ったら、最後に収納場所=定位置を決めるステップです。

住所不定の物があると部屋はすぐ散らかってしまうので、家中のすべての物に定位置を作りましょう。

行動動線や使用頻度は無視してOK!というところもこんまり流の特徴。

同じカテゴリーの物は分散させずに一か所にまとめてわかりやすくするのがおすすめだそうです。

収納が複雑すぎると今どのくらい物を持っているか分からなくなり、物が増えやすくなります。

収納グッズはやたらと増やさずに、できるだけシンプルに収納します。

\近藤麻理恵さんの片付けメソッドをもっと詳しく知りたいかたは本をチェック/

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