シンプルライフとは「必要なモノだけに囲まれた効率的なくらし」のことです。
シンプルライフを実践すると、いつも片付いた部屋をキープできるようになります。
家事も劇的にラクになるので、仕事や育児で毎日忙しい方にこそおすすめです。
この記事では、シンプルライフの始め方やコツについて解説します。
シンプルライフをはじめるコツ5選
なんとなく持っているモノを取り除く
私が考える「必要なモノ」は以下のふたつです。
- 好きで使っているモノ
- 使っていないけれど好きなモノ
片付けはこれ以外の不要なモノを取り除くことからスタートします。
「使っていないし好きでもないモノ」は取り除く
使っていないし好きでもない「なんとなく持っているモノ」はできるだけ取り除きます。
「今は使っていないけれどいつか使うかもしれないし…」と捨てられないモノは、いったん目につかない場所に移動させて、ない状態で生活してみるのがおすすめ。
ただし、一定の保留期限を設けたあと、再度必要かどうかを判断しましょう。
必要なモノだけに囲まれた快適なくらしを一度体験すると、自然と手放せるようになったりします。
▼保留ボックスにおすすめ!バンカーズボックス
「使っているけれど好きじゃないモノ」は好きなモノに格上げする
「使っているけれど好きじゃないモノ」はないと生活が不便になるので残します。
くらしをより豊かにするためには、少しずつ買い替えて、「好きで使っているモノ」に格上げするのがおすすめ。
自分の好きなモノだけに囲まれた心地よいくらしができるようになりますよ。
必要なモノの数を決める
自分にとって本当に必要なモノの量はどのくらいか考えたことはありますか?
例えば、「黒のボールペンは家の中にどのくらい必要か」考えてみてください。
わが家の場合、
- ダイニングテーブルの上に1本
- キッチンに1本
- デスクに1本
- 玄関に1本
- バッグの中に1本
合計5本あれば十分という結論になりました。
捨てるのがもったいなくてなんとなく持っていたボールペンは潔く処分し、お気に入りのボールペンを各場所に置いています。
これと同じように、家の中にあるすべてのモノの適正量を決めていきましょう。
キッチンツール
100均で新しい商品が出るとつい買ってしまうという方も多いのでは?
以前のわたしも衝動買いしたキッチンツールで引き出しがいっぱいでした。
今は本当に必要な道具だけに厳選して、キッチンの特等席にゆったりと並べています。
探し物をしたり、取り出すときにほかのモノが引っ掛かったりすることがなく、サッと出し入れできるようになって、家事の効率がアップしました。
ちょっと高くても、使いやすくてデザインがいいものに少しずつ買い換えました。
洋服
以前はファストファッションブランドの洋服を買うのが好きで、クローゼットには服がぎっしり詰め込まれていました。
今は、安いニットを3着買うより、3着分の金額で1着を買ったほうがいいという考えに変わりました。
コーディネートのパターンを増やすことよりも、いつもお気に入りの洋服を着ることの方が、心地いいと感じるようになったからです。
洋服の数を減らしたことで、クローゼットの中にゆとりができ、ラクに出し入れできるようになりました。
このように「本当に気に入ったものを少しだけ」を心がけると、慎重にモノ選びをするようになります。
ぶらぶらウィンドウショッピングをしたり、衝動買いをしたりすることがなくなったので、時間とお金を節約できるようになりました。
マット類を敷かない
- 玄関マット
- リビングのフロアマット
- キッチンマット
- バスマット
- トイレマット
など、家中の色々な場所に敷かれたマット。
洗濯をするのが面倒なので、わが家ではすべて撤去しました。
洗濯の手間が減るだけでなく、床掃除もかなりラクになります。
キッチンの床は使うたびにこまめに拭く
キッチンマットは洗わなくていいように、拭けるビニール製のマットを使っていましたが、その管理すら面倒になって、敷くのをやめました。
ただし、キッチンを使ったあとはこまめに拭くようにしています。
キッチンの壁にフローリングモップを吊るしておいて、立ったままサッと掃除できるようにしています。
バスマット代わりに手拭きタオルを利用
バスマットは分厚くて乾くのに時間がかかるので、使うのをやめました。
お風呂上りには、洗面所にかかっている手拭きタオルを床に敷いて、バスマット変わりにしています。
使ったら身体を拭いたタオルと一緒に洗濯機へ。
水回りに置くものを減らす
家事の中でも特に面倒な水回りの掃除。
できるだけ掃除しなくて済むように、水回りに置くものは最小限にしています。
排水口カバーをしない
- キッチンの排水口カバー
- お風呂の排水口カバー
- 洗面所の排水口カバー
これらは掃除の手間を減らすためにすべて外しました。
そうすると排水カゴに溜まったゴミが目につくので、こまめに掃除するようにしています。
ごみを取るときには100均のビニール手袋を使っています。
ゴミをつかんだらくるっと裏返してそのままポイです。
ヌメリやカビが付いてから掃除するよりラクになりました。
キッチンに水切りかごを置かない
洗った食器はステンレスの水切りカゴに入れていましたが、水切りカゴの掃除が面倒になり撤去しました。
食器を洗ったら作業台の上にお皿を置き、すぐに拭いてしまえば、カゴがなくても不便を感じませんでした。
自分ではベストな方法だと思ったのですが、家族が洗い物をするときに不便そうだったので、この方法は断念。
今は折り畳み式の水切りラックを使っています。
使ったあとサッと拭き取って畳んで置けばヌメリやカビが付くこともないので、掃除する必要がなくラクちんです。
▼towerの水切りラックを使っています
▼水切りカゴをやめてこちらのティータオルを使っている人も多いみたいです。気になる…。
キッチンに三角コーナーを置かない
水切りカゴと同じく掃除が面倒だったのが、生ごみ用の三角コーナー。
これも折り畳み式のポリ袋ホルダーに変えました。
ホルダー自体はほとんど汚れず、ときどきサッと洗う程度でいいのでとてもラクになりました。
共用できるものを選ぶ
タオルやハンガーは一種類に絞って、いろいろな用途で使いまわすようにしています。
バスタオル
バスタオルは乾くのに時間がかかるので使うのをやめました。
お風呂上りは厚手のフェイスタオルを2枚使って髪の毛と身体を拭いています。
このフェイスタオルは洗面所の手拭きタオルと同じものです。
手拭きタオルとして使ったあとはバスマットとしても使っているので、3つの用途で使っていることになります。
ちなみに、となりのハンドタオルは朝の洗顔用です。
毎朝洗顔が終わったら、手で直に洗面台を洗い、顔を拭き終わったハンドタオルでまわりを拭きます。
朝の洗顔のついでに掃除を組み込むことで、わざわざ洗面所掃除をしなくても済むようにしています。
洗濯ハンガー
洗濯物の取り込みをラクにするために、洗濯ハンガーと収納用ハンガーは同じものを使っています。
乾いたらそのままクローゼットにかけるだけなので、洗濯物の取り込みにかかる時間が減りました。
ズボンやスカートもピンチ付きのハンガーで干してそのままクローゼットに収納しています。
シンプルライフで片付けをラクに
ワンオペで家事と育児が回らなくなり、いろいろ悩んだ末にたどり着いたのがシンプルライフでした。
モノの量を減らし、すべての家事の効率化を図ったことで、家事にかける時間や労力を大幅に削減。
精神的にも余裕のある暮らしができるようになりました。
毎日忙しくて家事が辛いという方は、ぜひシンプルライフを取り入れてみてください。
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