雑誌やSNSで見た収納グッズを買ったものの、結局うまく使えずによけい部屋が散らかってしまう…こんな経験はありませんか?
この記事では収納グッズを購入するときの注意点について解説します。
「いつも失敗してお金をムダにしてしまう」という方はぜひ参考にしてください。
買ってはいけない収納グッズ5選
片付ける手間が増える収納グッズ
その収納グッズを使うことで、片づけるときの手間が増えてしまうモノはあまりおすすめできません。
ハンカチスタンドはSNSでも話題の人気商品。
お店でやっと見つけたときは、うれしくて2個買ってしまいました。
ところがこの収納グッズ、取り出すときはラクですが、入れるときがとても面倒なんです。
ハンカチを1枚1枚仕切りの間に入れなければなりません。
面倒になって、今はそのままボックスに入れています。
レトルト用仕切りも同じ理由で、仕切の間にひとつひとつレトルト食品を入れるのは手間がかかります。
まとめてそのままボックスに入れたほうがラクなので、面倒になり使わなくなってしまいました。
フタ付きの収納ボックスも片付けの手間が増える収納グッズです。
フタを開ける
↓
モノを入れるor戻す
↓
フタを閉める
という3つの動作が必要になりますよね。
特に戻すときにはこの動作が面倒になって出しっぱなしにしてしまいがちです。
フタの上にモノが乗っていたらさらにモノをどかすアクションが増えるので面倒になり部屋が散らかる原因に。
ズボラさんや子どもの収納はフタのないボックスの方がおすすめです。
使い道が決まっていない収納グッズ
使い道が決まっていないのになんとなく収納グッズを買うのはNGです。
雑誌やSNSで見た話題の収納グッズをマネして買ったものの、うまく使いこなせなかったことはありませんか?
「何かに使えるかも」と衝動買いしてしまった収納グッズがものおきに溜まっていないでしょうか。
わたしも収納グッズが大好きなのでやってしまいがちなのですが、そういうモノって結局使い道がなくて処分することが多いです。
わたしのブログや動画をみて「これイイ!」と思ってもすぐには買わないでください。
何を入れるのに使うか、どこに置くかを具体的に考えてから購入しましょう。
置く場所とサイズが合っていない収納グッズ
収納グッズを買うときは、面倒でも置く場所のサイズを測ってからにしましょう。
右は100均で購入した持ち手付きボックス。
以前はキッチンの吊戸棚の収納に使っていましたが、今は左のニトリで買った持ち手付きストッカーにチェンジしました。
ニトリの持ち手付きストッカーは高さがあるので、100均のモノよりたくさんのモノを収納できます。
リビングの棚で使っているトリムバスケットもぴったりのモノを選びました。
この棚は奥行きが30cmなので奥行28.7cmのボックスです。
サイズを測るときには蝶番の場所も要チェックです。
棚の横幅にピッタリのボックスを選んだのに、蝶番が邪魔で出し入れしにくいなんてこともありがちです。
自分の性格に合っていない収納グッズ
白い収納ボックスで統一すると、生活感を消せるので洗練されたインテリアになります。
わたしもとっても憧れるのですが、この収納はマメな性格の人向き。
ラベルを貼ったとしても、どうしても中身がわかりにくくなるので、探し物に時間がかかります。
ズボラな性格のかたや、家事や仕事で毎日忙しいかたはキープするのが難しいので、部屋が散らかる原因になります。
わたしはどちらかというとズボラな性格なので、使う場所や頻度によって収納ボックスの色を変えています。
リビングなど目につく場所の収納、頻繁には使わないモノには中身が見えない白いボックス。
扉の中や、毎日使う場所では半透明のボックスを使っています。
見た目をきれいに整えたとしても、すぐに散らかってしまうようでは意味がありません。
クリアや半透明の収納ボックスは、どうしても見た目のごちゃっと感は出てしまいますが、モノの場所や在庫がパッと把握しやすいのでおすすめです。
置く場所に素材が合っていない収納グッズ
収納グッズを選ぶときには、置く場所の環境に合った素材を選ぶことも大切です。
例えば、キッチンのシンクや洗面台まわりは紙製の収納グッズは向きません。
カゴや木製のグッズもカビが生えたりすることがあるので不向きです。
湿気が溜まりやすい場所では通気性のいいワイヤーバスケットなどがおすすめです。
キッチンや下駄箱などの汚れやすい場所には、プラスチックなどの洗える素材を選びましょう。
収納グッズを買う前に考えよう
収納グッズをなんとなく買ってしまうと、結局使い道がなくてお金や場所のムダになります。
収納グッズのせいで部屋が散らかることになったら本末転倒です。
何に使うか、どこで使うか、使うときの動作数なども具体的に考えてから購入するようにしましょう。
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