部屋の片付けをしたいけれど、どんな収納ボックスを選んだらいいか迷うことはありませんか?
「おしゃれだから」「流行っているから」という理由だけで適当に選んでしまうと、使いこなせずに
余計に収納場所をとって本末転倒…ということになりかねません。
そこでこの記事では、収納ボックスの選び方や選ぶときの注意点について解説します。
後半では、無印良品やイケア、ニトリなどのおすすめの収納ボックスもご紹介するので、ぜひお片付けの参考にしてください!
収納ボックスの選び方
まずは、収納ボックスの色や素材、形の選び方から解説します。
収納ボックスの色の選び方
SNSでは白の収納ボックスで統一した美しい収納が流行っていますよね。
家中の収納をすべて白でそろえれば、派手な柄やパッケージをすっきり目隠しすることができます。
部屋を明るく見せたり、広く見せたりする効果は抜群です。
ただし、「オールホワイト収納」はマメな性格の人のための収納です。
すべてのものを収納ボックスに隠すことで、出し入れをするためのアクションの数が増えます。
ズボラな性格の方は、モノを戻すのが面倒になって出しっぱなしにしてしまいがちです。
さらに、どこに何が入っているか分かりづらくなるので、モノを探す時間も増えます。
ズボラさんがオールホワイト収納をキープするのはかなり難易度が高いです。
(実はかくいう私も失敗した経験があります…。)
収納は「美しさ」だけでなく、「使いやすさ」も大切なんですよね。
そこでズボラさんには半透明の収納ボックスがおすすめです。
半透明はほどよくパッケージを隠しつつ、何が入っているのかなんとなくわかるところが便利です。
すべて半透明で統一するとごちゃごちゃ見えてしまう場合は、
- 毎日使うような使用頻度の高いもの…半透明の収納ボックス
- 年に1回しか使わない使用頻度の低いもの…白の収納ボックス
というように使い分けるのもおすすめ。
このように「美しさ」と「使いやすさ」のちょうどいいバランスを探るのがいいと思います。
収納ボックスの素材の選び方
収納ボックスには主に以下のような種類があります。
- プラスチック製
- かご
- 布製
- 紙製
それぞれのメリットとデメリットを解説します。
プラスチック製の収納ボックス
- 軽くて扱いやすい
- 値段が安い
- 汚れたら洗える
- モノによっては安っぽい印象
かごの収納ボックス
- ナチュラルでおしゃれ
- あたたかみのある雰囲気
- プラスチックより値段は高め
- 洋服などが引っかかりやすい。
布製の収納ボックス
- 柔らかくて安全
- 使わないときには折りたたんでしまえる
- 重いモノの収納には向かない
- 汚れても拭きとれない
紙製の収納ボックス
- 軽い
- 値段が安い
- 水や湿気に弱い
- 重いモノの収納には向かない
収納ボックスの形の選び方
収納ボックスを選ぶときには、シンプルな四角い形を選ぶのがおすすめです。
角に丸みがあるものや、台形型の収納ボックスはスペースにムダが出てしまうからです。
モノが少なく収納スペースにゆとりがある場合は問題ありませんが、限られた収納スペースにできるだけたくさんのモノを収納したければ、四角い形を選ぶのがいいと思います。
収納ボックスを選ぶときの注意点
収納ボックスの選び方のポイントがわかったところで、選ぶときの注意点についてもあわせて確認しておきましょう。
素材やテイストを統一する
すっきり片付いた部屋に見せるためには、収納ボックスの色や素材、テイストなどを統一するのが鉄則です。
まったく同じ形のものでなくても、白でそろえたり、かごでそろえたりするとまとまって見えます。
気になった収納ボックスをちょこちょこ買っていると、バラバラで統一感のない部屋になってしまうので、計画的にまとめて購入するのがおすすめです。
収納するものを決めてから購入する
片付けには正しい順番があります。
- 片付けたい場所のものをすべて出す
- 使っているものと使っていないものを分ける
- 使っているものを優先的にしまう
この3つのステップのうち、収納ボックスを購入するのは一番最後です。
わたしは収納グッズマニアなので、雑誌やSNSで話題になっている商品をつい買ってしまうクセがありました。
でも、片付けをステップ2まで進めると、収納ボックスが余ってしまうことが多く、かなりのお金をムダにしてしまいました。
ステップ3でモノをしまったあとに不便に感じるようなら、その時点で収納グッズを買うのをおすすめします。
片付けの手順についてはYoutube 動画で解説しているのでよかったらご覧ください↓
片付けは順番が重要!簡単な3ステップで部屋をすっきり片付けるコツ
置く場所をはかってから購入する
棚に収納ボックスを置く場合は、棚の幅や奥行き、高さなどをはかって、ピッタリ合ったものを選びます。
収納ボックスが大きすぎると入らないのはもちろんなのですが、棚のスペースに対して小さすぎるのも、せっかくの収納スペースが有効に使えないのでもったいないです。
ピッタリ合ったサイズの収納ボックスを選ぶだけでかなり収納量がアップしますよ。
ただし、高さだけはピッタリすぎると出し入れがしにくくなるので、ゆとりがあったほうがいいかもしれません。
買い足せる定番のものを選ぶ
100円ショップやスリーコインズなどは商品の入れ替わりが激しいので、同じ商品を買い足したくても廃番になっていることがあります。
そうすると収納ボックスがバラバラになり、全体の統一感が出せなくなってしまいます。
ちょっと高くても、数年後も追加購入できるような定番商品を選ぶのがおすすめです。
おすすめの収納ボックス
最後に定番のおすすめ収納ボックスをご紹介します。
キッチン・洗面所におすすめ!プラスチックの収納ボックス
リビングにおすすめ!かごの収納ボックス
引用元:無印良品
クローゼットやおもちゃ収納におすすめ!布製の収納ボックス
引用元:無印良品
書類やアルバムにおすすめ!紙製の収納ボックス
使いやすい収納ボックスを選ぼう!
それぞれの家庭によって所有しているモノや量は異なります。
収納スペースや使っている家具なども違うので、SNSでほかの人が使っていた収納ボックスをマネして買ったとしても、イマイチ使いこなせない…なんてことも。
お金や時間をムダにしないために、収納ボックスを選ぶときは以下のポイントを頭に入れておきましょう。
- ズボラさんは半透明の収納ボックスを選ぶ
- 置く場所や入れるものにあわせて素材を選ぶ
- シンプルな四角い形の収納ボックスを選ぶ
- 収納ボックスの素材やテイストを統一する
- 収納ボックスを先に買わない
- 置く場所にピッタリ合ったサイズを選ぶ
- 追加で買い足せるような定番商品を選ぶ
収納グッズを選ぶ際にはぜひ参考にしてください!
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